直売所出荷者を紹介する冊子「ツクリテ」完成!
直売所出荷者を紹介する冊子「ツクリテ」完成!
当JAは、4カ所展開する農産物直売所の出荷者95人を紹介する冊子「ツクリテ~生産者の手と消費者の手をつなぐ~」を作成し、3月末に完成しました。4月から支店、直売所、子会社の東京協同サービス(株)で配布します。誌面には、出荷者の顔写真、出荷先、主な作物を掲載している他、掲載者の人柄が伝わるように、趣味なども盛り込んでいます。
冊子は、若手職員を対象としたプロジェクト「第3期NEXT AOBA PJ」の活動の一環。「協同活動の実践」をテーマに、組合員・地域住民・職員の3者がメリットを感じる活動をめざし、メンバーである若手職員10人が企画しました。組合員からの「自分の住んでいる地区以外の若手就農者や普段馴染みのない生産者の顔と名前が一致しない」という声を反映し、作成に至りました。
直売所委託販売契約者200人を対象に掲載意向調査からはじめ、製作期間は、約半年にわたりました。メンバー以外の職員も協力し、取材・撮影を行いました。取材時は、初めて会う生産者もいて、不安を感じるメンバーもいましたが、温かく迎えてくれました。また、生産者から良い撮影場所のアドバイスをもらうなど、和やかな雰囲気で取材・撮影を進めていきました。
主管部署である経営企画課部齋藤祐一部長は「生産者には、生産者同士のつながりをこれまで以上に深め、地域住民には、生産者の顔が見えることによる、安全・安心な農産物購入の機会を提供し、JA職員には、組織を支える生産者をしっかりと認識し、組合員や職員とのコミュニケーションのきっかけとすることを期待したい」と話しました。
プロジェクトリーダーを務める石垣翔太郎係長は「JA東京あおば管内は、今も多くの農地が残っている。地域住民の方に、直売所に出荷されている生産者を知ってもらいたい。この冊子を見て、生産者の人柄や想いを知ることで「推し農家」を見つけ、都市農業を応援してほしい」と話しました。
ツクリテは各支店窓口にございますので、ぜひご覧ください。


