各組織の活動

牧野記念庭園でマルシェ開催!
練馬区が主催で、11月12日、練馬区立牧野記念庭園で初開催となる「牧野記念庭園マルシェ」を開かれました。
花や多肉植物に特化したマルシェで、大泉地区の、高橋園芸、相田園芸、杉森園芸が出店。多くの地域住民で賑わいを見せました。
牧野記念庭園は「日本の植物分類学の父」と呼ばれる故牧野富太郎博士が、晩年30年を過ごした自宅を練馬区立の庭園として、1985年より一般公開されています。牧野博士が、2023年度前期NHK連続テレビ小説のモデルとなったことで、注目度も高く来場者も多くなっています。
来場者は、「初めてのマルシェ開催で、きれいな花が買えて嬉しい。生産者から育て方なども教えてもらえて、次回の開催も楽しみにしている」と話していました。
宝分盛況!!豊洲に「宝船」登場
JA東京あおば大泉新鮮直売組合は、10月30日(日)、江東区豊洲にある東京ガス博物館の「がすてなーに」で開催された東京都味わいフェスタ2022の豊市で宝分けを行いました。
10月27日(金)から展示していた宝船を解体し、野菜200人分、花170人分を参加者へ無償で配布いたしました。
今回宝船に使用した野菜は17点、花を20点。それぞれ4種類ずつを袋に分け、来場者に配布となりました。
豊洲で宝船を展示するのは初めて。同イベントが、3日間で、約1万人の来場者がありました。来場者は「宝船は初めてみる。こんなにたくさんの種類の野菜が都内で収穫できることに驚いた」と話していました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
第1期JA東京あおばカレッジ開講
JA東京あおばは、10月18日、組合員を対象とした、「第1期JA東京あおばカレッジ」の入学式および第1講をJA本店会議室で行い、受講生8人が参加しました。
入学式では、来賓にJA東京中央会城田恆良代表理事会長、一般社団法人家の光協会東日本普及文化局北川司副局長を招き、祝辞を受けました。
久保秀一組合長より、入学生一人ひとりに、入学認定証を授与し、これから始まる同カレッジに挑む8名に向け、「『協同組合は教育に始まり教育に終わる』各カリキュラムを通じて、協同組合やJAについて多くのことを学び、感じてほしい」と激励しました。
記念講演として、一般社団法人日本協同組合連携機構(JCA)の比嘉政浩専務理事が「協同組合論-JAって誰のもの-」と題し、協同組合の歴史や役割、農協改革について、これからのJAの役割について講義を行いました。
JA東京あおばでは、第9次中期経営計画(農業振興計画含む)のなかで、次世代の組合員リーダーの育成を重点施策に掲げています。
同カレッジは、協同組合の基本理念を学び、JAへの理解を深めるとともに視野を広げ、JA東京あおばの経営理念の実現に向け、これからの地域農業やJAを担う次世代リーダーを育成することを目的としています。
受講生にはiPadを貸与し、講義の出欠席の連絡や受講生同士の情報共有ができる体制を整え、今後、講座では、外部講師による講義や管内視察、他JA視察等を行い、次世代リーダー育成に向けた取り組みを進めていきます。
ブドウの品質や食味を確認
JA東京あおば城北ぶどう研究会は8月18日(木)、石神井支店で「食味検討会」を開きました。
会員10名が定番品種の「高尾」や「藤稔」をはじめ「シャインマスカット」など14品種27点を持ち寄り、重量や糖度、色合いなどを測定のほか、試食によって実際の食味も確認しました。
当日は会員の他、都農業改良普及センターの普及員や練馬区都市農業課職員等も出席。
今年は天候の影響で生育や着色の遅れがありましたが、糖度も徐々に上がって来ており肥大も良好です。
ブドウは9月中旬にかけてJA直売所や生産者の庭先販売所でも販売され、贈答用としても人気があります。
石神井地区そ菜部営農研究会ひっぱりくん・圃場視察研修実施
JA東京あおば石神井地区そ菜部営農研究会は、6月7日、同部会の圃場で、「ひっぱりくん講習会・圃場視察」を行い、12名が参加しました。
日本甜菜製糖株式会社の担当者が、播種セット、資材、ネギの播種について説明し、「ひっぱりくん」を用いてネギの定植を実演しました。
参加者は、「作業効率が良くなるので購入を検討したい。ネギ以外にもキャベツやブロッコリー、トウモロコシなどの育苗、定植でも使えると知り、魅力的に感じる」と話しました。
圃場視察では、圃場主から栽培や圃場づくりの工夫を、中央農業改良普及センター西部分室中村美郷氏から防除のポイントの説明がありました。
参加者は、「これから病害虫が増える時期なので、普及指導員やJA営農指導員にアドバイスをもらいながら、品質の良い作物づくりに努めていきたい」と話しました。
練馬地区果樹園芸部会ジョイント仕立て栽培接木講習会
JA東京あおば練馬地区果樹園芸部会は4月8日、管内組合員の畑でカキのジョイント仕立て栽培接木講習会を開きました。
同部会員3人、東京都の普及指導員2名、JA職員1人が参加。講師を務めたJA職員がジョイント仕立て栽培する際の主枝部の接木方法の実演や説明、今後の管理作業や、カキの主要病害に対する防除のポイントを説明しました。
ジョイント仕立て栽培は同JA管内で普及し始めている栽培技術で、練馬地区では今年度か1人の生産者が取り組んでいます。
ジョイント仕立て栽培を導入するメリットは、管理作業の簡易化や省力化を図ることができる点。防除を行う際も樹高が低いため、住宅地に囲まれた畑でも少ない薬液で十分な防除効果を発揮できます。苗木の定植は約1メートル間隔で行い、通常の立木栽培より多くの苗木を植えることで、限られた農地でも収益性を確保できます。
ジョイント仕立て栽培は、習得するのが難しい剪定技術を必要としないので、導入をしやすく、作業動線も単純化され、作業時間を50%程度減少できる。都市農業における持続可能な栽培技術として期待できます。
参加者は、「試験場などでジョイント仕立てを見たことはあったが、接木の実演を見られてとても勉強になった。今後は区の補助金などを活用し、区内での普及を目指したい」と話しました。
同講習会はジョイント仕立て栽培の普及を目指し、今後も定期的に開催を予定しています。
大泉地区・練馬地区果樹部会ジョイント勉強会合同開催
JA東京あおば大泉地区果樹部会と練馬地区果樹園芸部会は6月25日、管内組合員圃場にてカキのジョイント勉強会を合同開催した。同部会員5名、JA職員2名が参加しました。
講師を務めたJA職員はジョイント仕立て栽培する際の主枝部の接ぎ木方法の実演や説明、今後の管理作業のポイントや、カキの主要病害に対する防除のポイント等の説明を行いました。
同勉強会は大泉地区で定期的に行っていたが、都市農業での持続可能な果樹栽培の技術として期待が高まり、練馬地区と合同開催する運びとなりました。
ジョイント仕立てを導入するメリットとして、管理作業の簡易化や省力化を図ることができ、防除を行う際も樹高が低いため、かけむらなく散布できます。
また、苗木は1m間隔での定植と本数も植えられるので、農地の限られた都市農業でも収益性を確保できるというメリットもあります。
練馬地区果樹園芸部会の篠田善郎部会長は、「試験場などでジョイント仕立てを見たことはあったが、実際に導入している畑を見られてとても勉強になった。今後は区の補助金などを活用し、練馬地区でも導入を検討していきたい」と話しました。
高品質なブドウをめざして
JA東京あおば練馬地区アグリセンターは5月13日(木)、JA職員と農薬メーカー職員が同行で管内ぶどう生産者の圃場巡回を行いました。生産性向上のため、初の試みです。
今年のブドウは3~4月の気温が平年より高温で推移した影響で、例年より10日前後生育が早くなっていました。巡回した圃場では、農薬メーカー職員がブドウの花を確認し、ジベレリン処理の適期を指導しました。
ジベレリン処理は、タイミングが重要で、早すぎたり遅すぎたりしても、種が残ったり房の形が悪くなるという影響が出るため、生産者は農薬メーカー職員の話に真剣に耳を傾けていました。
果樹栽培技術共進会を開催
JA東京あおば農業祭前日に大泉地区の皆さんが野菜と花の宝船を制作
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