JA東京あおばについて

組合長ごあいさつ
組合員ならびに地域の皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素よりJA東京あおばの各事業ならびに活動に対しまして、一方ならぬご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
JAを取り巻く農業情勢は、昨今のロシア・ウクライナ情勢やアメリカの金融政策による影響が重なったことで円安がすすみ、これに伴う物価上昇が農業にも大きな影響を与えております。特に、原料の輸入依存度が高い生産資材価格の高騰が目立ち、こうした状況に対し、当JAでは独自の支援を行なってまいりました。今後も、行政と協力・連携し支援を行なってまいります。厳しい状況が続くなか、生産者の皆さまの継続した営農、新鮮地場産農産物の直売所への出荷、マルシェ等の積極的な開催は地域を活性化し、大きな活力となっております。

一方、長引くマイナス金利政策や、農林中央金庫が示す奨励金水準等の引き下げにより、信用事業総利益は減少し、年々その厳しさは増しております。そのようななか、令和2年度より取り組んでまいりました収支構造改革が実を結びはじめ、令和4年度は第9次中期経営計画を組合員の皆さまのご理解とご協力のもと実践できたことにより、一定の事業成績を収めることができました。
令和5年度は第9次中期経営計画(農業振興計画含む)の2年目となります。計画を着実に実践するとともに、組合員の皆さまからのご意見やご要望をJAの事業運営に反映してまいります。引き続き、皆さまとの対話を通じ、共に歩む事業運営を役職員一丸となりすすめてまいりますので、組合員ならびに地域の皆さまの変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
JA東京あおばとは

1997年(平成9年)4月1日、板橋・練馬・石神井・大泉の4農協が合併し、JA東京あおばが誕生しました。
当JAは、東京都板橋区・北区・豊島区・練馬区を管内とし、営農指導・信用・共済・購買・販売・宅地等供給の各事業を行っています。
本店を東京都練馬区光が丘におき、営業店舗は板橋区・練馬区に信用・共済店舗を14支店、地区アグリセンターを4店舗、販売(農産物直売所)店舗を4カ所設置しています。
令和4年4月に、地域振興事業本部に資産管理部を設置し、時代に即した資産管理事業を展開し、組合員の皆さまの資産管理全般(資産に関する相談等)に対応するため、相談業務に取り組んでいます。
当JAが主な地区とする板橋区・練馬区は宅地化が進行し、良好な住環境を誇る一方、キャベツをはじめとした露地野菜を中心に農業生産も行われており、都民の食卓に新鮮で安心な農産物を供給しています。
「東京あおば」の由来
「新しい青葉若葉が成長し、やがて生い茂り見事な大木となるように」
「東京にいつまでも木々の青葉や緑を残したいという願いを込めて」
公募で集まった1,702通から選ばれました。
JA東京あおばの概要
代表者
代表理事組合長 久保 秀一
本店所在地
〒179-0075 東京都練馬区高松5-23-27
TEL:03-5372-1311(代)
事業内容
営農指導事業、JAバンク(信用事業)、JA共済(共済事業)、購買事業、販売事業、宅地等供給事業
設立
平成9年4月1日
管内エリア
東京都板橋区・北区・豊島区・練馬区
組合員数
正組合員 | 2,497人 |
---|---|
准組合員 | 24,819人 |
合計 | 27,316人 |
主な事業量
出資金 | 21億1,263万円 |
---|---|
貯金残高 | 5,112億2,745万円 |
貸出金残高 | 1,576億5,157万円 |
購買品供給高 | 3億6,422万円 |
販売品取扱高 | 4億7,905万円 |
長期共済保有高 | 7,459億300万円 |
※購買品供給高は園芸センター事業を含む
(令和5年3月31日現在)
職員数
職員418人(うちパート等46人)
(令和5年3月31日現在)
子会社
東京協同サービス(株)