JA東京あおばについて

組合長メッセージ
組合員ならびに、地域の皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素より、JA東京あおばの各事業ならびに活動に対しましては、一方ならぬご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
農業を取り巻く環境では、都市農地貸借法の施行に伴い、管内でも、生産緑地の貸借契約が締結されるなど、将来にわたり健全に都市農地が保全されることが期待されます。JA東京あおばでは、都市農業を守るためにも、円滑に生産緑地の貸借が行なえるよう、相談業務に力を入れてまいります。

現在、長引くマイナス金利政策や貸出金利の低下等により、農林中央金庫が示す奨励金水準等の段階的な見直しが行なわれるなか、信用事業総利益が減少し、年々その厳しさが増しております。また、令和4年4月より農林水産省の監督指針の改正に伴い、「早期警戒制度」がJAにも適用されます。本制度において、収益性について「従来の足下の実績」に基づくモニタリングから、将来の見通しに焦点を当てた「持続可能な収益性・健全性」の観点によるモニタリングへ見直されます。JA東京あおばでは、健全な経営を維持するために、自己改革に取り組むとともに、第8次中期経営計画(農業振興計画含む)、収支構造改革、営農・経済事業の成長・効率化プログラムを実践いたしました。
また、さらなる経営基盤の強化のために、支店再編方針に基づく第1期支店再編計画の実践に取り組むとともに、第2期支店再編計画を策定いたしました。
令和4年度は、『第9次中期経営計画(農業振興計画含む)「未来へつなぐ協同の輪」』(令和4年度~令和6年度)の初年度となります。計画策定の段階から、策定会議・策定プロジェクトを立ち上げ、青壮年部と女性部代表者の皆さまとの意見交換を行ない、策定いたしました。計画の中にある①農業振興計画、②組織基盤戦略、③経営基盤戦略の3つの戦略に取り組むと同時に、「農業協同組合としての使命や存在意義」を再確認し、組合員と共に歩む事業運営を役職員一丸となりすすめてまいりますので、皆さまの一層のご理解と積極的な参画をお願い申し上げます。
JA東京あおばとは

1997年(平成9年)4月1日、板橋・練馬・石神井・大泉の4農協が合併し、JA東京あおばが誕生しました。
当JAは、東京都板橋区・北区・豊島区・練馬区を管内とし、営農指導・信用・共済・購買・販売・宅地等供給の各事業を行っています。
本店を東京都練馬区光が丘におき、営業店舗は板橋区・練馬区に信用・共済店舗を14支店、地区アグリセンターを4店舗、販売(農産物直売所)店舗を4カ所設置しています。
令和4年4月に、地域振興事業本部に資産管理部を設置し、時代に即した資産管理事業を展開し、組合員の皆さまの資産管理全般(資産に関する相談等)に対応するため、相談業務に取り組んでいます。
当JAが主な地区とする板橋区・練馬区は宅地化が進行し、良好な住環境を誇る一方、キャベツをはじめとした露地野菜を中心に農業生産も行われており、都民の食卓に新鮮で安心な農産物を供給しています。
「東京あおば」の由来
「新しい青葉若葉が成長し、やがて生い茂り見事な大木となるように」
「東京にいつまでも木々の青葉や緑を残したいという願いを込めて」
公募で集まった1,702通から選ばれました。
JA東京あおばの概要
代表者
代表理事組合長 久保 秀一
本店所在地
〒179-0075 東京都練馬区高松5-23-27
TEL:03-5372-1311(代)
事業内容
営農指導事業、JAバンク(信用事業)、JA共済(共済事業)、購買事業、販売事業、宅地等供給事業
設立
平成9年4月1日
管内エリア
東京都板橋区・北区・豊島区・練馬区
組合員数
正組合員 | 2,567人 |
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准組合員 | 25,605人 |
合計 | 28,172人 |
主な事業量
出資金 | 21億5,954万円 |
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貯金残高 | 5,095億1,247万円 |
貸出金残高 | 1,554億6,421万円 |
購買品供給高 | 3億7820万円 |
販売品取扱高 | 5億792万円 |
長期共済保有高 | 7,469億2,605万円 |
※購買品供給高は園芸センター事業を含む
(令和4年3月31日現在)
職員数
職員426人(うちパート等48人) (令和4年3月31日現在)
子会社
東京協同サービス(株)