活動報告ブログ

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7月5日(土)~6日(日)直売所フェスタ開催について

2025/06/10
イベント

世界の子どもたちにワクチンを届けよう!  板橋地区女性部

2025/05/29
女性部の活動

 板橋地区女性部は5月19日(月)、板橋地区アグリセンターとファーマーズショップ「にりん草」にて「ボトルキャップをゴーヤ苗に変えよう」の活動を行いました。今年で8年目となるこの活動は、ペットボトルキャップを30個以上集めた来店客にゴーヤの苗を配布します。ボトルキャップはリサイクル資源として回収し、関係団体を通じ世界の子どもたちにワクチンを届けられます。アグリセンターには通年回収BOXを設置しており、これまでに集められたキャップは1,594kg、ポリオワクチン797人分にのぼります。
 1年間のお礼として配布するゴーヤ苗には、ゴーヤのカーテンを作って地球温暖化対策につなげてほしいという想いも込められています。当日は開始時間前に列ができるほどの人気で、16kg以上のキャップが集まり、用意した170本のゴーヤ苗は全て配布されました。
 同部の本橋玲子部長は「毎年楽しみにしている方も多く、活動の目的が多くの方に広まってくれていて嬉しい。苗は大切に育ておいしいゴーヤを食べて欲しい」と話しました。

柿高品質に 摘蕾講習会実施

2025/05/27
各組織の活動

 練馬地区果樹園芸部会は5月9日(金)、同部員の畑を会場に柿の摘蕾(てきらい)講習会を開き、部員ら8人が参加しました。今年2月にも同会場で剪定講習会を開いており、今回は剪定した樹木の樹形や蕾の付き具合なども確認しました。
 講師は前回に引き続き、大泉地区の生産者で東京都指導農業士の資格を持つ荘埜晃一氏と、都区部農業改良普及センター城北分室の職員が務めました。
 荘埜氏からは、摘蕾を早い時期に行うことは、大きな実を育てるだけでなく、作業の効率化・省力化につながるなどの説明があった。説明後には実際に参加者全員で摘蕾の作業も行いました。
 宮本正裕部会長は「省力化を図りながらも品質の良い果樹栽培に努めていきたい」と話しました。

石神井でサクランボ栽培!?

2025/05/15

 石神井地区齋藤政幸さんは、練馬区では珍しく、サクランボ栽培に挑戦している。今年で栽培を始めてから4年が経ち、試行錯誤の末、見事に実がなりました。品種は高砂です。
 齋藤さんは独学で栽培しており、同品種でも剪定の有無によって実の付き具合が明らかに違うことを実感しました。手間はかかるが丁寧に剪定を行い、防鳥ネットを被せて大切に育てています。
 「このサクランボは早生の品種で、ゴールデンウィークが最盛期。鑑賞用で生育を始めたが、来年は直売所への出荷も検討したい」と齋藤さんは意気込みます。
 石神井地区アグリセンター小林隼人センター長は「甘さと酸味のバランスが良く美味しかった。ぜひ直売所に出荷してもらいたい。今後の挑戦もJAとしてバックアップしていきたい」と話しました。
 斎藤さんはエダマメやブロッコリーなどを主に栽培する傍ら、次にミニメロンの栽培を考えています。

幼稚園児 菜の花摘み取りに

2025/05/02

 当JAは4月18日(金)、練馬区立高松みらいのはたけで、練馬幼稚園の園児による菜の花の摘み取り体験を行った。当日は4歳から5歳の園児、先生合わせて約180人が参加しました。
 園児らは、クラスごとに菜の花の前で写真撮影後、小さな手いっぱいに菜の花を摘み取りました。その他、トラクターに乗ったり、耕されたやわらかな土の上で足踏みをしたりして楽しんでいました。園児からは、菜の花が食べられるのかなど質問もあり、にぎやかに開催されました。
 同園は、「農の景観を区民とともに育て・守る」をコンセプトとして開園した区立の畑であり、同JAが練馬区から委託を受け管理、運営しています。また、「見せる畑」としてイベント参加者以外の方が来園しても楽しい畑作りを心がけている。菜の花も春の景観の一部として園内で栽培しています。
 今回の体験は、同園担当長岡宏和職員の提案がきっかけ。せっかく咲いた花を片付ける前に、地域の子どもたちの体験に活かせないかと考え、幼稚園に相談したことで始まりました。
 同園担当矢作洋樹係長は、「園児たちに楽しんでもらえて良かったです。小さいころから畑に触れることで、農業を身近に感じてもらいたい。イベント以外でも親子で気軽に来てもらえたら嬉しい」と話しました。

春の訪れ告げる 植木市にぎわう

2025/05/01
各組織の活動

 板橋地区園芸部会は4月18日(金)から20日(日)の3日間、板橋区主催の「春の植木市」に参加しました。イベントは40年以上続く区の恒例行事。会場の高島平噴水緑地広場には、春を彩る植木や草花、野菜苗などが並び、訪れた多くの人が楽しみながら買い求めました。

 植木市は都市農業のPRと地場産の良質な植木や花を地域の人々に提供することが目的。植木を購入した来場者からは「毎年、楽しみにしていて、プロの生産者からアドバイスを頂いてしっかりと育てたい」と笑顔で話しました。

 販売に参加した部会員は「3日間多くの来場者でにぎわいました。近年、暑さや資材高騰の影響もあり植木や花の生育も大変だが、来場者の笑顔を見ると頑張って良かったです。来月も頑張って植木市を盛り上げたい」と話しました。

 春の植木市、次回は5月9日(金)から11日(日)に同会場で行う予定です。

手作りのおまんじゅうを子どもたちに

2025/04/24
女性部の活動

 板橋地区女性部は4月9日(水)、赤塚支店調理室で田舎まんじゅうを作り、区内のこども食堂へ寄付しました。この田舎まんじゅうは板橋農業まつりや農業祭で毎年行列ができる人気商品で、今回は同部員12名で手作りした100個のまんじゅうを届けました。
 子ども食堂の秋元すがよ代表は「美味しいと評判で毎年楽しみにしており、ぜひまた来年もお願いしたい」と話しました。
 女性部本橋玲子部長は「あたたかい手作りのおまんじゅうで子どもたちが喜んでくれたら嬉しい。地域の子どもたちにできることを今後も探していきたい」と話しました。

野菜の収入増 探求 練馬区田柄 相原謙介さん・尚悟さん

2025/04/18

 練馬区田柄の相原謙介さんと弟の尚悟さんが営むあいはら農園では、トマトのハウス栽培(養液栽培)を始めて今年で3期目となります。露地栽培に比べ、ハウスを利用することで効果的な害虫防除と環境制御、以前より長くトマトを栽培できることなどから、収入は2倍程度まで増えた。
 相原家は450年以上続く歴史のある農家。代々、露地栽培が主であったが、謙介さんは「こんなに頑張っているのに収入につながらない」と感じ、限られた面積で単収を上げるために、畑の半分をハウス栽培に変えた。         

 トマトハウス栽培は、尚悟さんが主に担当しています。 尚悟さんはオンラインセミナーに参加し、環境制御や生体反応について積極的に学んでいます。昨年、江東区の東京ビックサイトで開催された施設園芸・植物工場展「スマートアグリジャパン2024」にも参加し、新しい肥料や資材の知識を増やしています。               

 昨年のハウス栽培の出来は、水の量や肥料の量を変えたため、味は良くなったが収量が落ちたそうだ。この原因を環境制御と、猛暑によるハウス内の温度上昇が関係したと尚悟さんはみています。「次回作付け時は、新しくバイオスティミュラントと呼ばれる根に効果を発揮する資材を定植時に導入したい。植物が本来発揮する能力を引き出したい」と意欲を見せています。
 一方で、謙介さんは露地野菜に注力しています。昨年は暑さでネギがうまく育たなかったが、「なべちゃんねぎ」は立派に育った。暑さにも強く、冬の寒さでも葉のダメージが少ない品種を選定したためです。
 謙介さん尚悟さん兄弟は、環境制御や品種選定など、日々試行錯誤を繰り返しています。「より良いトマトになっていく過程を感じてほしい」と消費者へ向けて話す尚吾さん。まだまだトマトハウス栽培への挑戦は続きます。

直売所出荷者を紹介する冊子「ツクリテ」完成!

2025/04/14

 当JAは、4カ所展開する農産物直売所の出荷者95人を紹介する冊子「ツクリテ~生産者の手と消費者の手をつなぐ~」を作成し、3月末に完成しました。4月から支店、直売所、子会社の東京協同サービス(株)で配布します。誌面には、出荷者の顔写真、出荷先、主な作物を掲載している他、掲載者の人柄が伝わるように、趣味なども盛り込んでいます。
 冊子は、若手職員を対象としたプロジェクト「第3期NEXT AOBA PJ」の活動の一環。「協同活動の実践」をテーマに、組合員・地域住民・職員の3者がメリットを感じる活動をめざし、メンバーである若手職員10人が企画しました。組合員からの「自分の住んでいる地区以外の若手就農者や普段馴染みのない生産者の顔と名前が一致しない」という声を反映し、作成に至りました。
 直売所委託販売契約者200人を対象に掲載意向調査からはじめ、製作期間は、約半年にわたりました。メンバー以外の職員も協力し、取材・撮影を行いました。取材時は、初めて会う生産者もいて、不安を感じるメンバーもいましたが、温かく迎えてくれました。また、生産者から良い撮影場所のアドバイスをもらうなど、和やかな雰囲気で取材・撮影を進めていきました。
 主管部署である経営企画課部齋藤祐一部長は「生産者には、生産者同士のつながりをこれまで以上に深め、地域住民には、生産者の顔が見えることによる、安全・安心な農産物購入の機会を提供し、JA職員には、組織を支える生産者をしっかりと認識し、組合員や職員とのコミュニケーションのきっかけとすることを期待したい」と話しました。
 プロジェクトリーダーを務める石垣翔太郎係長は「JA東京あおば管内は、今も多くの農地が残っている。地域住民の方に、直売所に出荷されている生産者を知ってもらいたい。この冊子を見て、生産者の人柄や想いを知ることで「推し農家」を見つけ、都市農業を応援してほしい」と話しました。

 ツクリテは各支店窓口にございますので、ぜひご覧ください。

栽培体験コース(第1回) ジャガイモ植え付け

2025/04/10
イベント

  3月下旬、練馬区立高松みらいのはたけで、ジャガイモの植え付け体験イベントを行いました。参加者はジャガイモ栽培体験コースに申し込みをした60組。種まきから収穫までの農のサイクルを知ってもらうため、全3回のコースを体験する予定です。今回はコース1回目として、ジャガイモ(品種:キタアカリ)の植え付けを体験しました。
 参加者はあらかじめ敷かれたマルチに穴を開け、1組あたり8個の種イモを植え付けしました。体験の前に、同職員が、種イモの目やウイルスフリーのジャガイモについて説明。今回はSサイズを使用し、MやLサイズの種イモは2つに切って植え付けをするなどを伝え、ジャガイモの植え付けを肌で感じてもらいました。
 参加者は「小さなSサイズの種イモから、たくさんジャガイモができるのは驚いた。今から収穫するのが楽しみ」と話しました。
 同園は、練馬区が「農の景観を区民とともに育て・守る」をコンセプトとして開園した区立の畑。当JAが練馬区から委託を受け管理運営しております。土曜、日曜日問わず開園時間内(午前9時~午後5時)は、自由に園内で作物の成長を見学できますので、お気軽にお越しください。