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合同勉強会実施

2023/11/01
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JA東京あおばは10月20日と23日の2日間、組合員自らの経験や農地承継への想いを日々の業務に活かしていくため、組合員を講師に招いた職員向けの合同勉強会を開きました。第9次中期経営計画(農業振興計画含む)の中で、「人財育成・活力ある職場づくり」の実践事項の一つとして、職員のスキルアップを目的に、関連部署合同の勉強会を定期的に開いています。今回のテーマは、「組合員目線での勉強会」。支店渉外担当者をはじめ、地域振興渉外担当者や他部署の職員などが参加し、部署横断的な勉強会となりました。
 第1部では、9月に行われたJA東京青壮年組織協議会主催、2023年度「JA青年の主張発表大会」で最優秀賞を受賞した、石神井地区青壮年部の山下武志さんの「未来へのバトン」を聴講しました。第2部は、JA非常勤理事の山口卓さんが「農業後継者、組合員目線の相続について」と題し、自身の相続経験を基に講義しました。最後に第3部として、JA資産管理部小澤武弘調査役が、都市計画法によって固定資産税や相続税等が優遇される「生産緑地制度」について講義しました。
 参加職員は「講義を受け、不足していた知識を補うことができた。相続等に関することから組合員のニーズに寄り添い、日々の渉外活動に活かしたい」と話しました。
 今回の勉強会を主催したJA信用部の植松部長は「渉外担当者による組合員対話運動の強化をしている。今回の講義を、日々の渉外活動だけでなく、様々な場面などにも役立ててほしい。今後も、職員全体のスキルアップにつながる研修を実施していきたい」と話しました。

「第3期NEXT AOBA PJ(ネクストアオバプロジェクト)」を発足

2023/10/26
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 JA東京あおばは、2022年度~24年度に取り組む第9次中期経営計画(農業振興計画含む)の中で「人財育成・活力ある職場づくり」を掲げており、このほど入職6年目~15年目までの若手職員を対象とした「第3期NEXT AOBA PJ(ネクストアオバプロジェクト)」を発足しました。メンバーは立候補制で、部署横断的な10人が集まりました。10月24日には、練馬区のJA本店で発足式とキックオフミーティングを開き、久保秀一組合長がプロジェクトメンバーへ任命証を手渡しました。
 同プロジェクトは、若手職員の持つ、新鮮な発想で現場目線のアイデアや意見を経営に取り入れることを目的としており、メンバー自らが考え行動することで経営への参画意識を高め、次代を担う人財育成の一環にも位置付けられている。これまで、第1期では、JA合併20周年記念としてギネス世界記録挑戦イベントなどを行い、第2期ではJAのロゴマークやオフィシャルキャラクターなどコーポラティブアイデンティティを策定してきました。
 JAではプロジェクト発足に先立ち、若手職員座談会を開き、参加職員からJAが抱える課題に対する解決策を議論してきました。第3期プロジェクトでは、若手職員座談会で出された課題や意見を基にメンバーが話し合い、取り組みテーマを決定していきます。約1年半の期間活動していく予定です。久保組合長は発足式で「メンバー全員で多くの意見を交わし、ゴールをめざしてもらいたい。プロジェクトの成果はもちろん、企画力や統率力なども磨く機会としてほしい」と話し、プロジェクトに期待をよせました。

「JA東京あおばカレッジ」管内視察を行いました

2023/10/17
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JA東京あおばでは、昨年10月に「第1期JA東京あおばカレッジ」を開講し、組合員8名が受講されています。
当JAの取り組む第9次中期経営計画(農業振興計画含む)の中では、次世代の組合員リーダーの育成を重点施策に掲げており、協同組合の基本理念を学びJAへの理解を深めるとともに、地域農業やJAを担う次世代リーダーを育てることを目的としています。

開講から約1年が経ち、これまで外部講師による協同組合論や農政についての講義などが行われ、先日10月17日には2回目となる管内の農家視察が行われました。今回の視察では、先進的な取り組みなどを行う組合員さんの畑を訪れ、様々なことを学びました。受講生同士の交流も増えてきています。カレッジは来年7月まで続きます。

特殊詐欺被害防止キャンペーン実施

2023/10/17
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 当JAで、手口がますます巧妙化している特殊詐欺被害防止対策の強化を進めております。各支店、被害防止を呼び掛けるポスターの掲示をはじめ、窓口やATMに来店する高齢者に注意喚起を行っています。

 10月中旬、さらなる啓蒙活動として、ジェイコム東京東エリア局、練馬区の石神井警察署とともに、同JA石神井支店と併設する直売所「とれたて村石神井」店舗前で、今年度2回目の特殊詐欺被害防止キャンペーンを行いました。ジェイコム東京東エリア局と警視庁犯罪抑止対策本部合同でちらしを作成しました。来店者に還付金詐欺防止、詐欺電話や迷惑電話から自動にブロックできるサービスのお知らせ、防犯グッズの入った袋を配布しました。特に今回は、特殊詐欺の温床となっている「闇バイト」に手を出さないために、「短時間で高収入」など、甘い言葉につられ応募しないよう注意喚起しました。

 ちらしを手にした来店者は「ますます巧妙化している特殊詐欺は身近な問題と感じた。被害に遭わないためにも、家族で情報を共有することが大事」と話しました。

 今後もこのような特殊詐欺防止対策キャンペーンを続けてまいります。

「畑で泥んこツアー」おさんぽマルシェミニツアー

2023/10/03
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 JA東京あおば練馬地区アグリセンターは9月23日、管内で路線バスの運行などをする国際興業(株)と連携して「おさんぽマルシェミニツアー」を開きました。板橋区の国際興業バスの営業所と練馬区役所を発着場所とする約3、4時間の行程で、ツアーは昨年度に始まり10回目の実施となりました。

 今回は通常の収穫体験に加え特別編として、行程に泥遊びが組み込まれ、親子ら30人が参加しました。泥遊びを組み込んだ行程はNPO法人未来あそびラボが監修する企画で、親子で自然にふれあいながら、泥遊びを通じて子どもの感性や想像力を育み、農業の知識や感謝を深めることが目的としました。管内の吉田茂雄さんの畑でのエダマメの収穫体験後、同じ畑に土を盛るなどして作られた特設のエリアで、泥遊びを楽しみました。子どもたちは全身を泥で汚しながら、泥だんごを投げたり土の山を崩したりと、自由に泥遊びを楽しみました。また、トラクターで耕した土をはだしで踏んで、他の地面との違いを体感する時間もあり、土の柔らかさに驚く姿が見られました。また、大人が周囲の目を気にせずに子どもが伸び伸びと遊べる場所を提供することで、子どもの自分らしさを形成する土台となることに期待を込め、親子で共に楽しめる空間もとなりました。
 泥遊びの後は、練馬春日町支店に移動し、吉田さんの畑で収穫したエダマメの試食と、支店内に開かれた特設の地場産農産物コーナーで買い物を楽しみました。参加者は「子どもに泥遊びをさせたことがなかったので、夢中に楽しんでいました。また参加したい」と話しました。

 同社は2022年から地域密着とマイクロツーリズムをテーマにミニバスツアーを企画しています。農産物の収穫体験や料理教室などを通じて都市農業の魅力や情報発信につなげる内容で好評を得ています。

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資産管理セミナーを開きました

2023/10/02
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資産管理部は10月2日(月)、練馬春日町支店で組合員の皆さまを対象に、「農地を次世代に残すための活用方法」、「小さな土地区画整理」をテーマとした研修を開きました。
研修は2部構成で、外部の講師を招き行われました。
第1部では、都市農地の保全に関する法制度、特に「納税猶予制度」の観点から、相続対策について。
第2部では、土地区画整理の仕組みや「農住まちづくり調査」についての内容を事例地の紹介を交えた説明がありました。

JA東京あおばでは令和4年度より、資産管理部を本格稼働し、資産に関する相談対応・事業や資産の円滑な承継支援など「資産管理業務」に注力し、
組合員皆さまのご要望にお応えできるよう事業を行っております。

雑司ヶ谷ナス 小学校で伝統野菜の出前授業

2023/09/29
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 練馬区石神井地区で伝統野菜、雑司ヶ谷ナスを生産する本橋朋和さんは9月上旬、豊島区立の小学校4年生を対象に雑司ヶ谷ナスについての出前授業を行いました。出前授業では雑司ヶ谷ナスの特徴をはじめ病害虫防除、普及状況などを説明しました。児童は、総合時間で栽培に取り組んでおり、育てるなかで感じたことや疑問点を本橋さんに質問し、農家の生の話を興味深く聞いていました。特に、接木苗や台木の話では、異なる植物がくっつくことに驚いている様子でした。
 本橋さんは「子どもたちは雑司ヶ谷ナスについてよく調べていて、いい質問や多くの意見が聞けてよかった。今後も農作物栽培の楽しさと難しさを感じながら、農業の魅力や伝統野菜について知ってもらえたら嬉しい」と話しました。

ふれあいの里で中学生が職場体験

2023/09/20
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総合園芸センターふれあいの里は9月上旬、練馬区立近隣の中学2年生2人の職場体験を受け入れました。生徒たちは、職員から説明を受け、分からないところはメモを取り、商品の棚卸しや陳列作業を中心に、お客様との接客業務を行いました。

 体験した生徒たちは「開店時に多くのお客様が来店する光景に圧倒されました。商品をどこに並べてよいか分からず、最初は戸惑ったが、覚えていくうちに楽しくなりました」「学校ではできない貴重な体験をすることができてよかった」と話しました。

 JA東京あおばでは、食農教育として、年間を通じて小中学校からの職場体験などを受け入れています。

都普及センターと共同で農業実践力養成セミナーを開講

2023/09/06
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9月4日、
初の試みとして、東京都中央農業改良普及センターと共同で、「令和5年度農業実践力養成セミナー」の開講式と第1回研修会を開きました。本セミナーは、組合員の営農技術向上を目的に、管内の組合員の協力も得ながら、野菜の肥培管理や果樹の剪定など幅広い研修を合計10回行う予定としております。管内で農産物販売を行う組合員や、認定農業者を目指す組合員ら9人が参加しています。第1回研修会では、農薬の安全使用やJAが活用している生産履歴記帳支援システムの使い方を実際の端末を使って学びました。

板橋区唯一のブドウ園人気

2023/08/21
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 8月中旬から9月にかけて、管内産ブドウが最盛期を迎えます。管内では10軒以上がブドウを生産しています。
その中の1軒「さんぶどう園」は58年続く板橋区唯一のブドウ園。新型コロナウイルスや、お客様の期待に応える品質を保てなかったことが影響し、ここ3年はブドウ狩りを見送っていました。同園では、巨峰やシャインマスカットなど4品種を栽培し、直売所での販売のほか、一部品種はブドウ狩りも楽しむことができます。

 開園初日の8月10日は、平日にもかかわらず、ブドウ狩りを待つ人で長い列ができた。これまでには開園から3日で完売した年もあるほどの人気です。園主の田中哲男さんは「農園ホームページやSNSを通じて、定期的にブドウの生育状況や開園情報を伝えている。SNSでの発信は非常に効果的」と話しました。実際、来園者からは「SNSで生育の経過も知っているので、育てたわけではないのに愛着がわく。食べるのがより楽しみになる」との声がありました。
 田中さんは「今年は高温障害が多少でたものの生育は良好。わざわざ県外からも買いに来てくれるお客さんがいてくれて励みになる。これからは、ブドウのスマート農業も勉強してお客様により喜んでもらえるブドウを栽培したい」と、これからのブドウ栽培に意欲を見せました。
 田中さんも所属する城北ぶどう研究会では、立毛品評会や食味検討会などを通して、より高品質なブドウの生産をめざしています。生産されたブドウは庭先直売所や直売所で購入可能です。