農産物一覧

エダマメ

特徴

 エダマメは大豆の未熟豆のことを指し、豆と野菜の両方の栄養的特徴を持った緑黄色野菜です。枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれるので、飲み過ぎや二日酔いを防止に効果的です。また、夏バテの原因である食欲不振から来る栄養不足の解消にもおススメです。

販売時期

6月中旬~8月

期待できる予防効果

便秘・貧血

カリフラワー

特徴

 カリフラワーは花野菜で、花のつぼみの部分を食べています。イモ類と同じように組織がしっかりしているので、ゆでた後もビタミンCの量はレモンと同量ですが、丸ごとではなく、小房にわけてゆでたほうが早くゆでられビタミンCの損失が少なくてすみます。

販売時期

5月初旬~6月中旬、10月中旬~12月下旬

期待できる予防効果

風邪・ガン・便秘・美容

キャベツ

特徴

 キャベツは大きく分けて二種類あります。葉がしっかりと巻かれていてずっしりとした重量感があり、煮物に適した冬キャベツ(寒玉系)と、葉の巻きがゆるく、かつ質感がわわらかい、内部まで黄緑色をしているサラダに向いた春キャベツ(春系)です。胃や十二指腸などに対する抗潰瘍作用があり、潰瘍の予防や治療に効果があります。また、地場産キャベツはJA東京あおばPB商品「練馬野菜ぎょうざ」「練馬のキャベツ巻いちゃいました(ロールキャベツ)」に使用され、各直売所で販売しております。

販売時期

5月中旬~7月初旬、10月中旬~12月

期待できる予防効果

風邪・ガン・美容

キュウリ

特徴

 キュウリは主成分の90%以上が水分の淡色野菜です。食べた時のシャキシャキ感を楽しむことができます。身体にこもった熱を取り除く作用や、アルコール代謝を促す働きがあるので、夏バテ予防や熱くほてった身体を冷やすのはもちろん、二日酔いにもおススメの食材の一つです。

販売時期

6月~8月中旬

期待できる予防効果

風邪・高血圧・ガン・美容

コマツナ

特徴

 コマツナは栄養価が高い緑黄色野菜です。特にカルシウムは野菜の中でもトップクラスでホウレンソウの5倍です。なんとコマツナ100g中には牛乳300ccに匹敵するカルシウムがあります。骨や歯を丈夫にしてくれるので熟年の方や妊婦、成長期のお子さんに積極的に食べていただきたいです。また、灰汁(あく)が少ないのでゆでずに食べられるところが便利です。

販売時期

6月中旬~8月

期待できる予防効果

風邪・ガン・便秘・美容・貧血

サツマイモ

特徴

 サツマイモの主成分はでんぷんですが、各種ビタミンやミネラル類、食物繊維が豊富に含まれている、高機能・低カロリーで美容にも効果的な食物です。リンゴの10倍以上ものビタミンCが含まれており、加熱調理しても残存率は高いです。また、「若返りのビタミン」と呼ばれ、老化現象のもとになると言われる過酸化脂質が体内にできるのを抑制する働きがあるビタミンEも含んでいます。

販売時期

10月中旬~11月

期待できる予防効果

風邪・高血圧・ガン・便秘・美容

サトイモ

特徴

 サトイモの主成分はでんぷんですが、水分が多いので、イモ類の中では低カロリーです。サトイモを扱うと手がかゆくなる人がいますが、これはシュウ酸カルシウムという成分が原因です。針のような形の結晶がバラバラになり、皮膚に刺さることでかゆいと感じます。解消方法としては、シュウ酸カルシウムは酸に弱いという性質があるのでレモン汁や酢を水で薄めて洗い流すと良いです。

販売時期

10月~12月

期待できる予防効果

風邪・高血圧・ガン・便秘

ジャガイモ

特徴

 ジャガイモの主成分はでんぷんですが、カロリーは同量のごはんの半分程度、カボチャと同じくらいです。ジャガイモの芽や、緑色に変色した皮にはソラニンという毒素が含まれていますが、丁寧に芽を取り除き、皮をむけば問題はありません。ジャガイモを切ってそのまま置いておくと切り口が褐変するので、切った後はすぐ水にさらしましょう。

販売時期

6月~7月中旬、10月~11月中旬

期待できる予防効果

高血圧・ガン・便秘・美容・貧血

ダイコン

特徴

 ダイコンは根の部分が淡色野菜、葉の部分が緑黄色野菜となります。根の部分にはでんぷんを分解する消化酵素のアミラーゼを多く含んでいるので、胸焼けや胃もたれ、そして二日酔いにも効果があります。ただし、熱に弱いので、ダイコンおろしやサラダなど、生で食べる調理法であることがポイントです。

販売時期

5月中旬~6月、10月中旬~12月

期待できる予防効果

ガン・美容

トウモロコシ

特徴

 トウモロコシは糖分やでんぷん質などの炭水化物を含む高エネルギー食材です。エネルギーの代謝に大きく関わる栄養素ビタミンB1、B2を多く含んでいるので、熱い夏を乗り切るエネルギーの補給に繋がります。実を取る時は包丁を使わずに、手でむしるようにするほうが、食物繊維を摂取できるのでおススメです。

販売時期

6月中旬~8月

期待できる予防効果

風邪・高血圧・ガン・便秘・美容・貧血

トマト

特徴

 トマトは、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど健康によい野菜です。赤い色はリコピンという色素によるもので、太陽を浴びて赤色の濃いトマトほどリコピンが多く含まれています。 リコピンには強力な抗酸化作用があり、老化を防ぐ効果もあります。また、トマトのビタミンCは熱に強いので、火を通して料理にしたものや缶詰になっているものでも、しっかり栄養素をとることができます。

販売時期

5月中旬~9月中旬

期待できる予防効果

風邪・高血圧・ガン・便秘・美容

ナス

特徴

 ナスは主成分の90%以上が水分ですが、ビタミン・カルシウム・鉄分・カリウムなどのミネラル成分、食物繊維などをバランス良く含んでいます。「秋ナスは嫁に食わすな」というのは、秋ナスが嫁に食わすには勿体ない位美味しいからという姑の心情を示している説の他に、身体を冷やす効果があるから嫁の身体を案じたという説があります。

販売時期

6月中旬~11月中旬

期待できる予防効果

ガン・便秘

ニンジン

特徴

 ニンジンは代表的な緑黄色野菜であり、カロテンと言う名前の由来にもなっているくらい、ニンジンにはたくさんのカロテンが含まれています。約1/2本で1日に必要なビタミンAがとれます。油との相性がよく、揚げ物や油炒め、バターソテーなどに最適です。 また、目との関係が深く、パソコンの使いすぎで目が疲れている現代人に多いドライアイを防ぐ役割もあります。

販売時期

6月中旬~7月中旬、11月~12月

期待できる予防効果

風邪・ガン・便秘・美容

ネギ

特徴

 ネギは根の部分の白ネギは淡白食野菜、葉の部分の青ネギは緑黄食野菜にあたります。昔から民間療法で風邪をひいたときには焼いた白ネギをのどに当てたり、ネギを食べるといいといわれています。これは刺激臭や辛味の成分でもある「硫化アリル」の効果で、強力な殺菌作用と鎮静効果があるからです。非常に揮発性が高いので、のどに当てるだけでも効きます。

販売時期

5月中旬~7月中旬、11月中旬~3月

期待できる予防効果

風邪・高血圧・ガン・美容・貧血

ブロッコリー

特徴

 ブロッコリーは一般的に食べるのは花蕾(からい)とよばれる、つぼみの集まった部分ですが、茎や葉も食べることができます。他の食材に比べ、細胞が分裂して新しく増殖する時や赤血球が増殖する時に必要不可欠なビタミンの一種である葉酸が非常に多く、貧血予防、動脈硬化の予防効果もあります。

販売時期

10月中旬~1月中旬

期待できる予防効果

風邪・ガン・便秘・美容・貧血

ホウレンソウ

特徴

 ホウレンソウは、「総合栄養野菜」と言われるほど、緑黄色野菜の中でも非常に多くの栄養素をバランスよく含んでいる野菜の一つです。赤い根の部分にはマンガンが含まれており、カルシウムやマグネシウムと共に、骨の形成や健康維持に役立ちます。また、人体に有害な尿酸を排泄する効果があるので、リュウマチや痛風の人は意識して食べることをおススメします。

販売時期

9月中旬~3月中旬

期待できる予防効果

風邪・ガン・便秘・美容・貧血

カキ

特徴

 カキは栄養が豊富に含まれており、「カキが赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高く、健康食品として非常に優れていると言われています。実も葉もヘタもまるごと使えるといわれ、葉寿司や葉茶が有名です。また、ビタミンCが豊富で、タンニンと一緒に血液中のアルコール分を外へ排出してくれるので、二日酔いにも効果的と言われています。

販売時期

10月中旬~11月

期待できる予防効果

風邪・高血圧・ガン・美容

キウイフルーツ

特徴

 キウイフルーツは、果物の中で100gあたりのビタミンCの量が1番です。その量は1個で1日の必要量のほとんどが補えるほどです。完熟のキウイフルーツは果肉がエメラルドグリーンの色をしていますが、食べ頃を過ぎると果肉が変色するので注意してください。糖度は枝に付いていた部分よりお尻(果頂部)のほうが少し甘味が強くなる傾向にあります。

販売時期

10月中旬~11月中旬

期待できる予防効果

風邪・高血圧・ガン・便秘・美容・貧血

ブドウ

特徴

 ブドウは世界中で一番生産されている果物で、ヨーロッパではその栄養価の高さから「畑のミルク」とも呼ばれています。特にポリフェノールが豊富に含まれていて、ガンや動脈硬化の予防に効果があると言われています。また、ブドウ糖や果糖などの糖質が多く含まれており、これらは体内で代謝の経過を経ずにそのままエネルギーになってくれるので、夏バテや疲労回復効果があり、アスリートの栄養補給としても利用されています。

販売時期

8月

期待できる予防効果

ガン・貧血

ブルーベリー

特徴

 ブルーベリーは、果皮をむくことなく、また種子を口から出すことなく丸ごと食べることができます。皮や種ごと食べることで目に良いアントシアニンや食物繊維を豊富にとる事ができます。 ブルーベリーは収穫後に追熟することはありません。そのため早取りされた未熟果は酸の強いままのおいしくないブルーベリーになってしまうのです。しかし、完熟ブルーベリーは果皮が柔らかく傷みやすいため市販では、なかなか販売されていません。ぜひ樹上で完熟果した摘みたて新鮮なブルーベリーを食べてみてください。

 練馬区内ではブルーベリーの摘み取りが楽しめる観光農園が、約30園もあります。都会にいながら自然の恵みを感じることができます。

販売時期

7月~9月初旬

期待できる予防効果

ガン・便秘