伝統野菜の出前授業開催

伝統野菜の出前授業開催

 石神井で江戸東京野菜の雑司が谷ナスを栽培する本橋朋和さんは6月13日(金)、豊島区立目白小学校の4年生を対象に雑司が谷ナスについての出前授業を行いました。授業では雑司が谷ナスの特徴や病害虫防除、普及状況について説明しました。特に接木苗と台木の話では、異なる植物がくっつくことに驚きの声が上がりました。また本橋さんは実物の雑司が谷ナスと比較用の千両ナスを用意し、児童らに実際に触ってもらいながら違いを感じてもらいました。
 本橋さんは「農家にとっては当たり前のことでも子どもたちは初めて知ることも多い。子どもたちからの質問には伝統野菜の普及、都市農業の付加価値のヒントがあるような気がします。栽培しながら農業の楽しさや難しさを知って広めてもらえると嬉しい」と話しました。