練馬大根の種とり作業を行いました

練馬大根の種とり作業を行いました

管内の農業者、白石好孝さんの畑で練馬大根の採種(さいしゅ)作業が行われました。作業には同じく伝来種の栽培を行う渡戸章さん、五十嵐透さんの他、都や練馬区の職員等も参加しました。
当日は、さや踏みや、殻と種を分別するための、とうみがけなどを行い約9万粒を採種することができました。白石さんは「今年も昨年と同じ収穫量でした。今後も後世に練馬大根をつなげられるよう栽培を続けたいです」と話していました。
今回採れた種は、練馬区内の小・中学校などで食農教育や地域文化の伝承に活用される予定です。練馬大根は11、12月にかけて収穫、来年2月にはたくあん漬けなどにも加工されJA直売所や区内の庭先販売所などで販売されます。伝統野菜の継承には多くの人の手が携わっています。

練馬大根の種はこんなに小さいんです
とうみがけをする白石さん