区内産のブドウ食味検討会開催

区内産のブドウ食味検討会開催

 城北ぶどう研究会は8月中旬、石神井支店会議室で食味検討会を開きました。板橋区、練馬区でブドウを生産する会員12人が「高尾」「藤稔」「シャインマスカット」など18品種34点を持ち寄り、重量や糖度、色合いなど5つの項目に基づき測定したほか、持ち寄ったブドウの違いを試食しました。
 食味検討会には、会員のほか、都農業改良普及センターの普及員や練馬区都市農業課職員も参加した。来賓は、前川燿男練馬区長代理として、同区都市農業担当部生方宏昌部長、久保秀一組合長、鈴木正明地域振興事業本部担当常務が参加しました。
 普及員は講評として「6月下旬からの高温少雨の影響はあったが、着色はよく、生産者の努力もあり、例年以上の品質を保つことができていた」と話しました。
 同研究会は1981年の発足から栽培技術の向上を目的に、勉強会や講習会を行っている。現在は、管内22戸の生産者が加入している。生産されたブドウは、8月から9月中旬にかけて、管内の庭先販売所やJA直売所で販売し、贈答用としても人気があります。