雑司ヶ谷ナス 小学校で伝統野菜の出前授業

雑司ヶ谷ナス 小学校で伝統野菜の出前授業

 練馬区石神井地区で伝統野菜、雑司ヶ谷ナスを生産する本橋朋和さんは9月上旬、豊島区立の小学校4年生を対象に雑司ヶ谷ナスについての出前授業を行いました。出前授業では雑司ヶ谷ナスの特徴をはじめ病害虫防除、普及状況などを説明しました。児童は、総合時間で栽培に取り組んでおり、育てるなかで感じたことや疑問点を本橋さんに質問し、農家の生の話を興味深く聞いていました。特に、接木苗や台木の話では、異なる植物がくっつくことに驚いている様子でした。
 本橋さんは「子どもたちは雑司ヶ谷ナスについてよく調べていて、いい質問や多くの意見が聞けてよかった。今後も農作物栽培の楽しさと難しさを感じながら、農業の魅力や伝統野菜について知ってもらえたら嬉しい」と話しました。