流通協 キャベツの品種検討会を開催

流通協 キャベツの品種検討会を開催

 JA東京あおば野菜流通協議会(以下、流通協)は6月11日(火)、会員の畑で初夏産キャベツの品種検討会を開きました。流通協はキャベツの市場出荷者が集まった部会。

 今回の検討会には会員ほか、種苗メーカーの担当者や都中央農業改良普及センター普及員らが参加しました。試作品種の圃場(ほじょう)見学や意見交換、食味検討を通して現行品種と比較し、品質向上を目指すことが目的となっています。

 今回は2人の会員がそれぞれ2品種(恋舞・円楽)を試作栽培しました。参加した会員は「3月下旬に定植し天候にも左右されたが、総じてサイズの大きいキャベツができまた。春先の気温が高いこともあり生育は早かった。今後も品質のよいキャベツ生産に取り組みたい」と今後の生産に対する思いを話ていました。

 同協議会は5月上旬から7月下旬にかけて、約2万8,000ケース(1ケース10キロ以上)の出荷を見込んでいます。