産学連携「江戸東京野菜福神漬」開発に協力しました

産学連携「江戸東京野菜福神漬」開発に協力しました

5月26日(木)から6日間、東京都渋谷区の新宿高島屋で開かれた「大学は美味(おい)しい!!」フェア2016に、JA東京あおばが東京家政大学・株式会社新進と共同開発した、「江戸東京野菜福神漬」が出品されました。福神漬は東京の郷土漬物であり、多くの野菜が食べられる身体に優しい漬物です。学生たちは、江戸東京野菜をふんだんに使うことで伝統野菜の魅力を消費者に伝えられるのではないかと考え、商品の開発に取り組みました。

 

 

 福神漬には、東京うど、内藤とうがらし、雑司ヶ谷なす、練馬大根、馬込半白きゅうり、谷中しょうが、馬込三寸にんじん、の7種類を使用し、500個を作成し完売しました。収穫時期の異なる素材を使用するため、収穫後はその都度塩漬け保存し、3月末に東京うどの収穫を終え、すべての材料がそろった段階ではじめて福神漬を作ることができました。

JAは開発に際し、江戸東京野菜の生産量調整や入手について協力するとともに、歴史や栽培方法についても勉強会を行いました。今後、「江戸東京野菜福神漬」については、JAオリジナルのPB商品としてリニューアルし、直売所での商品化の実現をめざす予定です。