高松みらいのはたけで畑のスープの会開催
高松みらいのはたけで畑のスープの会開催
10月19日(日)、練馬区立高松みらいのはたけで「畑のスープの会」と称してスープの調理と無料提供を行いました。地域のNPO法人と連携し、近隣住民の親子計27人が調理に参加しました。
調理参加者はスープの材料となる野菜を調達するため、近隣の庭先販売所で野菜を購入するチームと、同園で育てている野菜を収穫するチームに分かれて行動しました。その後、それぞれ持ち寄ったコマツナ、白ナスなどの洗い作業を行いました。包丁を使える子どもはサツマイモなどを切り、まだ幼い子どもはコマツナをちぎる作業など年齢に応じた作業に取り組んだ全ての材料を鍋に入れ、コンソメで味付けしたスープを煮込みました。
スープを煮込んでいる時間には、同園の畑を紹介するミニツアーを行いました。当日収穫した野菜に加え練馬大根などの栽培方法や、ちょっとした調理法についても説明を行いました。完成したスープは調理に参加した方に加え、事前の告知を見て来園した地域住民にもふるまわれ、約180杯分が提供されました。
参加者は「子どもは普段、ナス嫌いで絶対に食べないのに、このスープだと美味しく食べられてとても嬉しい」と話しました。一緒にいた子どもも「やっぱり採れたては違うね」と話しまた。
同園担当JAの長岡宏和職員は「このスープをきっかけに、近所の農家さんが作った野菜を買ってほしい。ニンジンの葉やダイコンの間引き菜など、庭先販売所でしか出会えない野菜を知ってもらえると嬉しい」と話しました。

