各組織の活動

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練馬地区果樹部会が県外視察研修開く

2023/11/28
各組織の活動

 JA東京あおば練馬地区果樹園芸部会は11月上旬、県外視察研修を行いました。部会員10人と職員が参加し、山梨県のブルーベリー観光農園と山梨県果樹試験場を視察しました。ブルーベリー観光農園ではブルーベリー畑で樹の仕立て方や剪定方法を中心に学び、果樹試験場では栽培試験をしているほ場見学を行いました。日帰り入浴できるホテルで懇親会も開き、部会員同士の親睦も深めました。同部会の篠田善郎部会長は「果樹生産技術最高峰の現場を見ることができててとても勉強になりました。今後も先進地への視察などを通じて部会員の技術向上を目指したい」と話しました。

特産キャベツを学校給食へ

2023/11/22
各組織の活動

 JA東京あおば野菜流通協議会は11月中旬、練馬区立の小・中学校に、一斉学校給食の食材としてブランドキャベツ「ねり丸キャベツ」約4.4トンを納品しました。同会は毎年6月と11月、学校給食用に地場産キャベツを納品しています。キャベツは、学校の栄養教諭や栄養士が考えた献立で児童、生徒らに提供されました。今回出荷した生産者は「今年は天候の影響で苦労も多かったが、子どもたちが地元の農業や農産物の魅力を知り、興味を持ってもらうきっかけになれば嬉しい」と話しました。
 同区では、12月に伝統野菜の練馬大根、1月にはニンジンの一斉学校給食も予定している。

4年ぶりミニデイサービス開催 練馬地区共生の会

2023/11/18
各組織の活動

 JA東京あおば練馬地区共生の会は11月上旬、練馬春日町支店で4年ぶりにミニデイサービスを開催し、管内の70歳以上の組合員26人が参加しました。同日に同支店で開催した「練馬地区女性部文化展」で部員が制作した手芸などの作品を鑑賞し、共生の会会員が手作りのお菓子でもてなしました。
 参加者は「コロナ禍で、なかなか会えなかった仲間に会えて、たくさん話ができて楽しかった」と笑顔を見せました。同会の西貝涼子代表は「金融店舗職員の協力もあり、高齢でなかなか外出できない組合員の交流の場を作ることができた。これからも生活支援の一環として行われるミニデイサービスを続けていきたい」と話しました。

恒例の植木市にぎわう

2023/10/24
イベント各組織の活動

JA東京あおば板橋地区園芸部会は10月21日、22日の2日間、板橋区と板橋区観光協会が主催する「第52回板橋区民まつり」に植木市を出店しました。
 当日は天候にも恵まれ、区民まつりは2日間で約42万人と多くの来場者が訪れました。植木市は40年以上続く恒例の行事です。ブースには区内の園芸農家らが植木や観葉植物、球根、メダカなど100種類を超える品目を並べました。来場者からは観葉植物やメダカ、球根の詰め放題などが人気を集め、売上は前年比2倍となりました。
販売に参加した部会員は「新型コロナウイルスの5類移行もあり、植木市に活気が戻ってきたと感じます。植木市を通して板橋区内の緑化推進に協力できれば嬉しい」と話しました。植木市は、11月11日、12日に同区内で開かれる「板橋農業まつり」へも出店を予定しています。

大泉新鮮直売組合が視察研修会を開催

2023/10/20
各組織の活動

JA東京あおば大泉新鮮直売組合は10月16日、近年需要が高まっているイタリア野菜の栽培方法や、農業技術の知見向上などを目的とした視察研修会を行いました。視察研修会には13人が参加し、「トキタ種苗(株)大利根研究農場」、「埼玉スカイテック(株)」の2カ所を訪れました。
 大利根研究農場では、イタリア野菜の品種説明を受けながら圃場を視察し、埼玉スカイテックではドローンの農薬散布の実演を視察しました。
 田中聖晃組合長は、ドローンの農薬散布について「ドローンには、自分で操作する機体や完全自動の機体など複数種類あり、作業が短時間で済むことなど、実際に見ることで解ることが多くありました。コストはかかるが、省力化の面も大きいと感じました」と話しました。

都市農業発展のために 合同視察研修実施

2023/09/27
各組織の活動

 板橋ふれあい農園会は9月中旬、JA東京あおば板橋地区青壮年部と合同視察を実施しました。同会は、板橋区内の農業者により組織されています。区主催のイベントでの地場産農産物の販売のほか、区内学校給食や子ども食堂への出荷を行っています。合同視察の開催は4年ぶりで、部会員をはじめ板橋区職員ら20人が参加しました。

 視察ではJAにしたま福生支店直売所と田村酒造場の2か所を訪問。福生支店直売所では、特産品である落花生のブランド化や直売所改革の取り組み、福生市農業の現状などについて学びました。田村酒造場では、国の登録有形文化財である蔵や水車を見学。同蔵の「丁寧に作って、丁寧に売る」という家訓に参加者は感銘を受けました。 同会の染宮利章会長は「限られた農地面積での取り組み、後継者不足や相続による農地の減少など板橋区と同じ課題を持っている福生市での取り組みは非常に参考となりました。今後はJAと板橋区の連携をより一層深め、板橋区の農業を守っていきたい」と話しました。

区内産のブドウ食味検討会開催

2023/08/25
各組織の活動

 城北ぶどう研究会は8月中旬、石神井支店会議室で食味検討会を開きました。板橋区、練馬区でブドウを生産する会員12人が「高尾」「藤稔」「シャインマスカット」など18品種34点を持ち寄り、重量や糖度、色合いなど5つの項目に基づき測定したほか、持ち寄ったブドウの違いを試食しました。
 食味検討会には、会員のほか、都農業改良普及センターの普及員や練馬区都市農業課職員も参加した。来賓は、前川燿男練馬区長代理として、同区都市農業担当部生方宏昌部長、久保秀一組合長、鈴木正明地域振興事業本部担当常務が参加しました。
 普及員は講評として「6月下旬からの高温少雨の影響はあったが、着色はよく、生産者の努力もあり、例年以上の品質を保つことができていた」と話しました。
 同研究会は1981年の発足から栽培技術の向上を目的に、勉強会や講習会を行っている。現在は、管内22戸の生産者が加入している。生産されたブドウは、8月から9月中旬にかけて、管内の庭先販売所やJA直売所で販売し、贈答用としても人気があります。

ブドウ立毛共進会開催

2023/08/10
各組織の活動

 果樹組織協議会は、8月8日、11月に実施する第26回JA東京あおば農業祭の一環事業として、果樹立毛共進会を開きました。今回はブドウ9圃場を対象に、都農業振興事務所、都中央農業改良普及センターの職員が審査し、石神井地区の高橋誠一さんが練馬区長賞を受賞しました。
 審査員は全体の講評のなかで、「今年は雨が例年より少なく、水分管理に苦労した様子が見られた。その中でも高橋さんの圃場は、収量性、圃場管理や土壌管理などで優れていた」と話しました。
 高橋さんは、「今回の結果を受け、より一層良い作物を提供できるようブドウ栽培に力を入れていきたい」と意欲を見せた。参加した生産者たちは、審査員や圃場主の説明を熱心に聞きながら、栽培ポイントや改善点を学びました。
 

品質向上をめざして講習会(石神井地区蔬菜部会営農研究会)

2023/08/04
各組織の活動

JA東京あおば石神井地区そ菜部会営農研究会は7月25日(火)、会員の畑で太陽熱消毒の講習会を開きました。講師には東京都農業改良普及センターの職員を招き、太陽熱消毒の方法や注意点等を学びました。今後はさらに、被覆資材に透明マルチと黒マルチを用いた2区画と、雑草の発生を抑制する農薬を使用する区画をそれぞれ用意して、地温や雑草の発生量を比較していく予定です。


 今回の講習会は、今年1月に練馬区の一斉学校給食に出荷したニンジンの品質にバラつき生じたことをきっかけに企画されました。研究会では、さらに品質の良い農産物の提供を目指し、品種選定や品質向上に向けた活動を予定しています。

子どもたちにおいしい地場産農産物を届けるために、生産者みなさんの工夫や努力が続いています。

牧野記念庭園でマルシェ開催!

2022/11/12
イベントその他各組織の活動

練馬区が主催で、11月12日、練馬区立牧野記念庭園で初開催となる「牧野記念庭園マルシェ」を開かれました。

 

花や多肉植物に特化したマルシェで、大泉地区の、高橋園芸、相田園芸、杉森園芸が出店。多くの地域住民で賑わいを見せました。

 

牧野記念庭園は「日本の植物分類学の父」と呼ばれる故牧野富太郎博士が、晩年30年を過ごした自宅を練馬区立の庭園として、1985年より一般公開されています。牧野博士が、2023年度前期NHK連続テレビ小説のモデルとなったことで、注目度も高く来場者も多くなっています。

 

来場者は、「初めてのマルシェ開催で、きれいな花が買えて嬉しい。生産者から育て方なども教えてもらえて、次回の開催も楽しみにしている」と話していました。