夏野菜収穫体験と料理教室バスツアー

夏野菜収穫体験と料理教室バスツアー

練馬地区アグリセンターは8月下旬、管内で路線バスの運行などを行う国際興業(株)と連携して「おさんぽマルシェミニツアー」を開きました。板橋区にある国際興業バスの営業所と練馬区役所を発着場所とする約3、4時間の行程。同ツアーは昨年度から開き、9回目となる今回は親子ら30人が参加しました。
 今回は練馬区の西貝農園に立ち寄り、ナス、ピーマンなどの夏野菜やプルーンの収穫を体験しました。収穫の前に、同農園の西貝伸生さんが夏野菜の収穫方法について説明したほか、職員が管内の農産物などについて解説しました。自身で収穫した夏野菜は、お土産として持ち帰ることができます。その後、練馬春日町支店に移動し、西貝農園や同区内で収穫された夏野菜を使った料理教室が開かれました。西貝涼子さんと有志3人が講師となり、西貝さんらが調理したミネストローネに、参加者は収穫したピーマンを切ったり、用意されたパスタやベーコンなどの具材を鍋に入れたりと、親子一緒に調理を楽しみました。また、電子レンジで簡単に作れるプルーンとブルーベリーを使ったジャムのレシピを紹介しました。会場内には地場産農産物コーナーが設けられ、地元農家と参加者が野菜の特徴や調理方法などについて直接話す姿が見られました。
参加者は「子どもと一緒に新鮮な夏野菜の収穫と調理体験ができ楽しかった。教えてもらったレシピを家庭でも真似して作りたい」と話しました。
 同社は2022年から「地域密着」「マイクロツーリズム」をテーマに、地場農産物の収穫体験や料理教室などのプログラムを通じて、都市農業の魅力や情報発信につながるミニバスツアーを企画し、毎回参加者から好評を得ています。