JA東京あおばカレッジ 初の管外視察

JA東京あおばカレッジ 初の管外視察

 第1期JA東京あおばカレッジの受講生らは1月17日、初の管外視察研修を行いました。視察地は、協同組合の基と言われる二宮尊徳の「尊徳記念館」と、約40年前から、先駆的に組合員教育事業に力を入れ、組合員の意識を高める活動として、協同組合講座を開設している「JAはだの」の2か所でした。
 JAでは、第9次中期経営計画(農業振興計画含む)の重点施策に、次世代の組合員リーダーの育成を掲げており、同カレッジはその一環で、22年10月に開講し、組合員8人が受講している。協同組合の基本理念やJAの理解を深め、地域農業やJAを担う次世代リーダーを育てることが目的で、これまで10回、外部講師による講義や管内視察などを行ってきました。
 今回、尊徳記念館では、ボランティアガイドによる熱心な説明を受け、指導者としての試練や苦悩を学びました。その後はJAはだのに移動し、協同組合講座を受講し、現在はJA非常勤理事として活躍する組合員らと、今後の次世代リーダーとしての心構えや活動について意見を交しました。
 受講生は「JAによって環境は違うが、女性部では、同じような悩みを抱えていることを知り、共感が持てました。JAの活性化には、組合員が協同組合をより深く理解する必要があると改めて感じました。有意義な視察で、とても参考になり、今後に活かしていきたい」と話しました。