GAP講習会を開催しました
GAP講習会を開催しました
JA東京あおば青壮年組織協議会と野菜組織協議会は26日、GAP入門指導研修会を開きました。
この取り組みは2年後に控えた東京オリンピック・パラリンピックでの食材提供要件である「GAP」について学び、その取り組みを自身の農業経営に取り入れることで環境や労働安全に配慮した農産物の生産と、生産者の経営改善を図ることが目的です。
GAP(Good Agricultural Practice)とは、「より良い農業をめざす改善活動」のことです。
講習会には、各協議会の会員と関係者49名が参加しました。講師として認定NPO法人GAP総合研究所の佐久間輝仁部長を招き、GAPとは?といった基礎的な内容から農家個人がGAPに取り組むメリットについてまで分かりやすく説明し、これからの東京農業に求められる改善活動としてGAPの必要性を訴えました。
参加者は「今回の講習会を受け、自宅倉庫の片付けを始める、経営について家族で話し合うなど、それぞれの農家が自身の農業経営や農作業安全を見つめなおす一つのきっかけとなれば」と話し、同協議会では今後認証取得を目指す意欲的な農家を集め、次へのステップアップに繋げていく予定です。